①基本のますかけ線
ますかけ線とは、感情線と生命線が一緒になって1本となり、手のひらで「て」と見えるようにあらわれる手相です。
左手にあらわれる方は、プライベートや家族関係に、右手にあらわれる方は、仕事や社会でますかけ線の特徴があらわれます。
両手にあらわれるのは珍しいですが、一番ますかけ線らしいタイプの方と言えるでしょう。
ますかけ線は、「強運の持ち主」で強いエネルギーを持っています。
個性が強く、自分の技術や才能で勝負していくことも合っています。
リーダー格の方も多く、その統率力と押しの強さで周りをまとめていきます。
やや頑固で、人の意見を聞かない一面も。
こちらはとくに若い時期に顕著にあらわれます。
年を重ねるごとに人間的にも丸みが出て、さらに苦労を乗り越えた人にあらわれる独自の存在感も加わり、運気も安定発展していきます。
こちらでは、基本のますかけ線のほかに変形型のますかけ線をご紹介します。
②感情線を伴うますかけ線
情緒豊かな人が多く、人や動植物などへの共感能力も高いタイプです。
理想を追う傾向があり、精神性を重要視し、精神世界のリーダーとなったり、心理学やカウンセリングなど人の内面を扱う仕事も合っています。
ますかけ線を持つ人は、豪胆さと繊細さを併せ持っています。
感情線型ますかけ線を持つ方は、よりこの繊細さが強く出ます。
気配り上手で、人の心をよく読み、多くの人々にいい影響を与えていくことが出来るでしょう。
③知能線を伴うますかけ線
本業の仕事以外でも、自分の好きなことで活躍出来るタイプです。
幅広い興味や知識欲を持ち、趣味や習い事なども究めてプロ級になることも。
複数の仕事、複数の顔を持つ人も多いのが特徴です。
数字に強い方が多く、投資や金融方面を究めていくのもおすすめです。
④後天的なますかけ線
イラストのように、感情線と知能線を結ぶ線が伸びて、後天的にますかけ線が出来上がった手相です。
この線を持つ人は、大変な努力家が多く、自分の夢のためにコツコツ行動していくことが出来ます。
願望や目標が叶った時にあらわれる線でもありますね。
年齢を重ねるごとに、人格者となり中心的な人物になっていく人です。